【電空物語・エピソードまとめ】てれび騎士,あらわる
放送日
2022.4.4:てれび騎士,あらわる
セリフ
てれび騎士,あらわる
ミオ:あなたたちてれび戦士の時代は、終わったということです。
テッショウ:電空の未来は、俺たちてれび騎士のものだ!
ユウマ:「てれび騎士」?
ミオ:メラ、出てきてください!
メラ:さあ、バトルという名の演奏会を始めましょう。
ユウマ:(なんてこったパンナコッタ、電空は渡さナイアガラ!)
桜川:これから見せる技術は、日本初…いや、世界初のAI技術!てれび戦士の君たちが、世界で初めて…って。
ユウマ:いきなり集まれって言われても。
ギュナイ:私、今日美容室予約してんの。
ショウタ:俺も明日の朝からお父さんと釣り行くからさ。
ソニア:放課後の時間は貴重なんだから。
桜川:…ま、ついてきて。
桜川:電キャんぷべーすのみんなも聞こえているかな?
ソラ:あっ、桜川さんだ!
桜川:そっちはどうかな?
みやぞんエンジ:みなさん待ってますよ。
あどミン:いったい何が起こるぽよ〜?
桜川:電キャが現実の世界でも実体化することができるよう、アップデートしたんだ!
ソニア:アップデート?
ユウマ:実体化?
桜川:今まで電キャたちはこんなふうに…ガラスや鏡の中でしかいることができなかった。それがこれからは、外の世界でも活動できるんだ。
桜川:まずはユウマから。さあユウマ、電キャが待っている。彼の名を呼んであげて。
ユウマ:「オリオン」!
オリオン:ふっ…はあ…はあっ!
オリオン:ハロー!ユウマ!
オリオン:ユウマ、やっと会えたな。オリオン…かっこいい名前だな。
ユウマ:よかった。ずっと、どんな名前にしようか、迷いに迷った…
ユウマ・オリオン:まよネーズ!
みやぞの博士:アップデート成功だな。てれび戦士と電キャ諸君、君たちてれび戦士が培ってきた「経験データ」を「HPエネルギー」に変換する。そうすることで…ん?
桜川:あ!
ギュナイ:私の大好きなメロンソーダ。もしよかったら飲んでみて。
ラブリム:「メロンソーダ」?…うう〜!ビリビリしびれる〜!はじけるシュワシュワ〜!
ギュナイ:あなたの名前なんだけど、「ラブリム」ってどうかな。ラブ、リム!
ラブリム:「ラブリム」…?すっごくかわいい!
ショウタ:こっちやこっち!
カイトン:おいショウタ〜!
ラブリム:うわっ!
カイトン:もうかけっこしんどいねん!
ショウタ:こっこまで・おっいでよ・カ・イ・トン!
カイトン:「カイトン」?…まあええか。
ソニア:チ・ヨ・コ・レ・イ・ト!最初はグー、じゃんけんぽい!あいこでしょ!
ジャッキー:やった〜!パ・イ・ナ・ツ・プ・ル!ウッフフフ…!
ソニア:楽しいね、ジャッキー。
ジャッキー:「ジャッキー」?素敵な名前!
ソニア:もう1回!
ジャッキー:うん!やりましょやりましょ!
ソニア:うん。
ユウマ:楽しそーだ…メロンそーだ…。
オリオン:そりゃそーだのビンが破裂!ぶっそーだ!
ユウマ:さすがだなオリオン!…あれ?オリオン?
ショウタ:ユウマ!俺たちの電キャもおらんくなってもうたわ。
桜川:君たち!話は最後まで聞いてくれ。電キャが外に出られるのは、通常では3分だけなんだ。
ギュナイ:じゃあラブリムはどこに消えたの?
ショウタ:カイトンは?
ソニア:ジャッキーは?
桜川:安心して。スマホの中にいるよ。
ユウマ:オリオン!オリオーン!
ギュナイ:ラブリム!
ショウタ:カイトン!
ソニア:ジャッキー?
桜川:大丈夫。充電すればまた外に出られるようになる。とにかく、ご利用は計画的に。
ミオ:ナビだと、この辺りかと思うんですけど…。
テッショウ:あっ!
ミオ:これは…。
テッショウ:「Qマーク」?
テッショウ:あ!あれ!
テッショウ:これがタマ電Qか。キレイだな〜。
ミオ:感動している場合じゃありません。誰かに見つかる前に確保して、雷キャんぷベースに戻ります。
テッショウ:ラジャー!
みやぞんエンジ:それにしても、電キャが現実に出てこれるなんてすごいですね〜。
ソラ:僕とシエルはチャンバラで遊んだよ!
みやぞんエンジ:おお…。
シエル:ソラの剣捌き…あ〜!なかなかのものだったでござる〜!
みやぞんエンジ:おっと!
あどミン:あんまり振り回すと危ないぽよ〜!
ソノマ:つぎ私!
シエル:ああ…すまない。
ソノマ:私はアミュレットと一緒にあやとりした!
アミュレット:ソノマに教えてもらって、「ほうき」が作れるようになったわ!
ベニオ:私はひらりと読書!
ひらり:しおりにしてただけペラよ〜。
みやぞんエンジ:なんかみなさん、楽しそうですね。
あどミン:アップデートってすごいぽよ〜!
みやぞんエンジ:え?
シエル:曲者か!
あどミン:電キャんぷベースが停電だぽよ〜!
くろミン:ガブガブガブガブガブ…ガブ!タマ電Q、ゲットぽよ!
くろミン:うおお…しびれるぽよ〜!
ライデェン:ハッハッハッハッハッハ…
くろミン:ぽ〜っぽっぽっぽっぽっぽっぽ…ぽ〜っぽっぽっぽ!
ライデェン:よくやった、ミオ、テッショウ。
テッショウ:まあね。ヨユー。な?ミオ?
ミオ:お次は何を?くろミン様。
くろミン:くっくっく…。これを見るぽよ。
テッショウ:なんか暗くなってる?
ライデェン:電空のエネルギーがくろミン様に宿った。
ミオ:ということは、ヤツらも気づくというわけですか。
テッショウ:ん?「ヤツら」って?
ミオ:てれび戦士です。
桜川:停電…。しかもよりによって電キャんぷベースがある「セントラル島」…。
みやぞの博士:桜川くん!まずは電キャんぷベースの予備電源を起動させるんだ。
桜川:はい!
あどミン:ぽよ〜?
ソノマ:あれ?アミュレットがいなくなってる。
ベニオ:ひらりも。
ソラ:シエルは?
ソノマ:お父さん?
みやぞの博士:どうやら停電の原因はタマ電Qのようだ。
ユウマ:「タマ電Q」?
みやぞの博士:そう。電空のアップデートの後に出現したフシギな物体。詳しくはまた連絡する。
みやぞんエンジ:博士たちも調べ始めたばかりでよくわかってないことも多いみたいですね。
ユウマ:ねえみんな。僕らはてれび戦士だ。こんな時こそ1つになろう。
あどミン:ぽよ〜?
メイ:何これ?電印じゃない。
あどミン:ユウマ、詳しく見せてほしいぽよ!
あどミン:ピキーン!
ユウマ:これは…。
あどミン:きっとそこにタマ電Qがあるぽよ!現場に急行して確保するぽよ!
ギュナイ:ユウマ!
ショウタ・ソニア:ユウマ!
ユウマ:うーん…ナビだとこの辺りだと思うんだけど。
ショウタ:あ!あれ!
ギュナイ:行こう!
ミオ:(♪「線路は続くよどこまでも」)
ソニア:…ちょっと!拍手してる場合じゃない!
ショウタ:お前ら何者や!
ミオ・テッショウ:ライリキ!
ミオ:私たちは…。
テッショウ:てれび騎士!
ユウマ:「てれび騎士」?
ソニア:何が目的なの?
テッショウ:決まってるじゃん、あれっしょ!
ユウマ:あれは、タマ電Q!
ミオ:メラ、出てきてください!
メラ:さあ、バトルという名の演奏会を始めましょう。